今回はクラブツーリズムさん主催の
富士山ランタンフェスティバル&岩本山公園梅のライトアップ2日間 /
にひとり参加しました
2022.2.23.~24.

2月23日は語呂合わせで富士山の日
1泊2日で今まで知らなかった富士山の魅力に触れ
はじめてのランタンフェス参加
久しぶりのバスツアーを楽しんできました



集合場所は名古屋駅北口新幹線地下街エスカ
写真ではわかりませんが
青空の中、風花が舞う寒い朝でした雪の結晶












新東名遠州森町PAでトイレ休憩をはさんで
東名高速富士川SAにある道の駅富士川楽座で自由昼食となりました
高速道路と一般道どちらからも利用できる複合施設で
由来は「楽市・楽座」からとったそうです











高速道路駐車場から入店するとそこは3階
お土産や産直市場、屋台、フードコートなどがあります













4階に上がると展望ラウンジ、プラネタリウム、ギャラリー
パノラマレストランなどがあります
富士山は中腹に雲がかかっていましたが
期待を裏切らない雄大な姿を見せてくれました目

手前に見える山が今回のメインテーマ
ランタンフェスの会場がある岩本山です








展望ラウンジにはストリートピアノがありました
誰か弾いてくれないかな~と思いながら
しばらく富士山を眺めていました












パノラマレストランで昼食を予定していましたが
長い順番待ちの列…
フードコートにある和食処 味一さんで
お店イチオシの「特選海老野菜天丼」をいただくことにしました
窓際のカウンター席に座り富士山を見ながら
至福のランチタイムを過ごしました



「富士山の日」にちなんで最初に訪れたのは

山梨県富士山世界遺産センター
山梨県富士河口湖町

てっきり「静岡県富士山世界遺産センター」に行くのだと思っていたので
両県に「富士山世界遺産センター」があることをこのときはじめて知りました



富士山は、信仰の対象及び芸術の源泉という顕著な普遍的価値が世界に認められ
2013年6月に世界の宝となりました。
人々の心を惹きつける神聖で荘厳な山である富士山の魅力を広く世界に情報発信するとともに、
富士山を未来に向けて守り伝える保全の拠点、
また、観光を中心とした地域振興の拠点となるのが、富士山世界遺産センターです。
(パンフレットより)

まず案内されたのは南館

「世界遺産富士山を学ぶ」ところです
中央の空間には特製和紙で作られた約1/1000のシンボルオブジェ「富嶽三六〇」
季節や時間によって変化する富士山を、色鮮やかな光と、富士山で収録した音声とともに観賞できます











色彩のグラデーションが綺麗でした




この富嶽三六〇も来年にはVR体験型に作り替えられるとか…
それもまた楽しみですね


1階に降りていくと…





画家山口晃さんが描くシンボル壁画「冨士北麓参詣曼荼羅」
1、2階を貫く壁面横7.7メートル、縦5.4メートルの巨大壁画が
掲げられています












1階の床には、富士山を中心にした直径約20メートルの地図が描かれ
各地から富士山を訪れる巡礼路や世界遺産の構成資産を紹介
円形の展示空間をかたどる壁面にも、世界、日本各地の「ご当地富士」、富士山の自然史、地史などの解説を展示されています。
また、吉田口と大宮・村山口(富士宮口)の登山道を麓から山頂まで登る映像を短縮し、
登山を疑似体験できるほか、江戸時代の登山者の日記を基に当時の登山を再現したアニメもあります。
(富士山netより)

次は北館へ…

1階には、自然・信仰・芸術ごとのテーマで構成された展示室や富士山や山梨のおみやげなどを扱うショップがあります。
案内所横には、富士講の行者が着用した行衣や金剛づえ、編みがさが備えられ、無料でレンタルして記念撮影することができます。
2階には、富士山が一望できる展望広場やカフェなどもあります。



ここで勉強したことは
日本の山の平均寿命は約数十万年に対して、富士山は約1万歳の若い山
山肌も滑らかでシワ(谷)も少なく、雨や風で削り取られていないのだそうです。
また、富士山には川がないことです。
富士山に降った雪や雨はあらい砂状(多孔質)の溶岩の中に浸透し
時間をかけて広い裾野のあちこちに湧き水となって出てきます。
「白糸の滝」「柿田川湧水群」「忍野八海」などが知られていますね…








北館の2階展望広場から見た富士山
静岡県側から見た富士山は雲が多かったのですが
山梨県側(河口湖町)からはくっきりと稜線が浮かび上がって
絶景の富士山を見ることができました目


1日目の夕食は16時から岩本山近くの
「お茶の小林園」でいただきます



富士小林園
静岡県富士市

富士を眺め、四季の草木を楽しみながら寛げる小林園の茶室
毎月第1日曜日に「お茶を楽しむ会」が開催されています。
茶室のある別館「対嶽亭」と「臥雲庵」では不定期に作陶展などが開催されています。
(店舗HPより)



少し早めの夕食は富士茶の老舗小林園さんの別館で
いただくことになりました













お店の脇から奥に歩いていくと庭園と別館が一棟














その奥にもう一棟ありました










別館では用途に合わせて色々なお店から出張サービス
土間で手打ちの蕎麦も打たれるそうです
今回は「日本料理魚民」さんの「松花堂弁当」








かにしんじょのお吸い物付きでした














お食事のあとは
小林園さんのお茶談義

和菓子より先に手摘みのお茶をほんの一服
(私が飲んだあとじゃありませんよ↑)
高級茶の香りがしました
日本茶の違いがわかる大人になりたい…
と思っている間におばあちゃんになってしまいました

次はいよいよ岩本山に向かいますバス



岩本山梅まつり
静岡県富士市

富士市の西部に位置する岩本山公園は、梅の名所として知られています。
特に梅園から見る富士山は最高で、多くの花見客やカメラマンで賑わいます。
毎年1月後半頃から咲き始め、2月中旬~3月上旬頃にかけて見頃を迎えます。
見頃の時期には「絶景☆富士山まるごと岩本山」などのイベントが開催されます。
公園内には梅園の他に芝生広場や展望台などがあり、展望台からは市街地を見渡すことができます。
(お天気屋さんより)



夕闇迫る頃岩本山公園に着きました
急いで公園の高台にある梅園に登っていくと
夕日に赤く染まった富士山がとても綺麗でした












ライトアップが始まって富士山が闇に消えゆく前に
アマチュアカメラマンさんたちがその瞬間を狙っていました













アマチュアカメラマンさんに教えていただいたアングルで撮ってみました














今年の開花はいつもの年より少し遅れていて
5~6分咲きといったところだそうです
岩本山公園の梅園には紅白約300本もの梅が植えられていて
マスクをしていてもかすかに香る梅の甘い香りに癒されたひとときでした



次はランタンフェスティバルです




第1回富士山ランタンフェスティバル
静岡県富士市



旅行会社クラブツーリズムと富士山観光交流ビューローの企画主催により
富士山の日に合わせて初回開催された
富士山ランタンフェスティバル

最近各地でランタンフェスティバルが開催されるようになり
興味津々で予約しました









どんなものでランタンが作られているのかも知りたくて覗いてみると
ヘリウムガスとLED電球の入った風船を和紙の袋で包み
風船の口をたこ糸で縛り5Mくらいの長さにして
おもりにペットボトルが使われていました











私が参加したグループは18:40にランタンの引き換えをして
願い事を書いたシールをランタンに貼って始まるのを待ちました
19:00からリリースセレモニーが始まる予定でしたが
予定通りには始まりません…







打ち上げ予定時間19:10でしたが
何とか19:25に打ち上げ開始です

待ち時間は寒かったですが
冬の澄んだ夜空に打ち上げられるスカイランタンは
とても綺麗でした

写真は、やはり暗い場所で動くものを撮るのは難しく…
飛行時間2分の間に動画と写真を一緒に撮るのは
実力不足でした

打ち上げ瞬間の動画です↓


写真と動画の出来栄えは別として
はじめてのランタンフェス参加で知ったことは
空の彼方へ祈りとともにランタンが飛んでいくのではなく
打ち上げ終了後は記念にお持ち帰りということでした
おかげで帰りのバスの中はランタン御一行様とともに
密状態になってしまいました



次はホテルアソシア静岡に向かいますバス




ホテルアソシア静岡
静岡県静岡市

壮大な自然と由緒ある歴史が育んだこの街の温もりを、上質なおもてなしに込めてお迎えしたい。
ホテルアソシア静岡は、活気あふれる首都圏と中部圏のコネクティングステーションJR静岡駅から徒歩1分という最高のロケーションで、
洗練されたデザインと最新のファシリティー、この上ない感動をご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。

(ホテルHPより)



今回宿泊するホテルはJR静岡駅に隣接するホテルアソシア静岡
ツアーの宿泊先としては珍しくシティホテルでした













宿泊した10階のフロアから
JR静岡駅のコンコースが見下ろせます



お部屋は15㎡のシングルルーム
私の好きなタイプの間取りです



夕飯が早かったのでやはりおやつが欲しくなり
コンビニでおやつを買ってしまいました











朝食は1階のダイニングパーゴラでバイキング形式でいただきます
珍しかったのは黒はんぺんフライ
鰯などの魚のすり身で作った黒はんぺんの揚げ物です
朝霧たまごのアソシアプリンは
一番人気の朝デザートでした





2日目の出発はゆっくりの9:20だったので
ロビーに飾ってあったつるし雛飾りを撮ってみました



ひな壇の横に飾られる、お飾りとして人気の「つるし雛」
「つるし雛飾り」の起こりは、江戸時代とされており、女の子の成長を願い、
桃の節句に飾るようになったことが由来です。人形の一つ一つに生まれてきた
子供の幸せや健康などを願う意味が込められています。
展示されているつるし雛は地元静岡の「人形のみやひで花あそび教室」の皆様による
手作りで、国産正絹を使用しております。
(ホテルアソシア静岡)






こちらのひな飾りも「人形のみやひで」さんの作品です







親王飾りはお内裏様とお雛様
2人で会話をしているように見えるのは
私だけでしょうか…







七福神の宝船も吹き出しを付けたくなります









可睡斎ではさるぼぼのつるし飾りでしたが
こちらは鶴のつるし飾りです









作られた方のお人柄があふれる人形飾り…



何人の方でこの大作を仕上げたのか…
どれくらいの歳月がかかったのか…
好奇心がそそられる力作が揃っていました




2日目は清水港に向かいますバス