紅葉穴弘法もみじと100地蔵のライトアップ紅葉2022.11.11
岐阜県土岐市

穴弘法は戦国時代の武将を弔うために武田信玄の四代の孫雲峰元冲によって江戸時代に開創された寺の跡地。
長い歴史を秘めた由緒ある場所です。地元住民がこの地を整備し地域を盛り上げようと毎年もみじのライトアップを実施しています。
大きな池や石仏の周囲には数多くのもみじの古木があり隠れた紅葉スポットとなっています。
明るい秋の日差しに照らされる紅葉も綺麗ですが、夜になって水面に映り込む紅葉は息をのむほどの美しさ。
石仏群の周辺ではローソクの灯に染まる石仏と竹あかりのかすかな光が幻想的な世界を作り出します。
(高山城 高山宿 史跡保存会HPより)


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夕暮れ迫る頃、穴弘法のライトアップを見に行きましたキラキラ











地元住民の方々の協力により
今年ももみじまつりが開催されました










何度かもみじまつりに訪れている穴弘法ですが
今回は少し歴史を紐解きながら
歩いてみることにしました









受付でろうそくを2本いただいて
地元住民の方に案内をしていただきながら
お地蔵さまに灯りを灯していきました









岩肌に穴を掘り石仏を納める様式は
鎌倉時代の「やぐら」に類似し、古くは高山城の武将の墳墓が
存在したと推定されます。









「弾丸除弘法のお地蔵さま」左から2番目は
戦争に行っても弾が当たらないことを願って祀られ、
「五筆のお地蔵さま」は撫でると字が上手になれるとか…
他にも色々なお地蔵さまに言い伝えが残っていました。








穴弘法は「古城山慈光院」の跡地
慈光院は2代の住職が続いたのち廃寺となり
その後荒れてしまいましたが明治時代に地元の人々の力で
「古城山遍照閣」として再興され
弘法様として信仰を集め今日に至っています
高山城 高山宿 史跡保存会掲示板より)






104体のお地蔵さまの先に高山城跡があることを教えていただき
登ってみることにしました










足元に灯りがついていましたが夜の坂道はちょっと怖い…
振り返ると穴弘法のライトアップが見えています
わずか150mの上りでしたが
とても長く感じました驚き


高山城跡
(土岐市指定史跡)
高山城は鎌倉時代から戦国時代にかけ土岐市北部の中心的存在でした。
美濃源氏であるとき光行が浅野館を構えた承久の乱の頃に
土岐氏の一族高山伊賀守秀頼が城を創建したと言われています。
戦国時代には平井頼母が城主となりました。
高山城は織田信長と武田信玄、勝頼との領土争いの境界線上に位置し
激しい戦いが繰り広げられました。
(高山城 高山宿 史跡保存会掲示板より)



高山城跡(山頂)には広い公園と
土岐高田城の門があります










その先には桔梗亭(東屋)











その先には桔梗櫓(物見櫓)











桔梗櫓の展望台からは土岐市街、土岐川
左の高台には土岐プレミアム・アウトレットが展望できます目










高山城跡の周りには土岐高山城跡の森が広がり
春にはしだれ梅、桜、花桃、山つつじが咲き誇り
いくつかの遊歩道が整備されています




今はもみじの古木が
高山城跡を見守っているようにも見えました


余談にはなりますが…
下街道高山宿は恵那槙ヶ根追分から名古屋城下を結ぶ中山道の脇街道でした。
中山道よりも峠が少ないため利便性が良く、善光寺参り、御岳参り、伊勢神宮参りの人々が往来し、
信州、美濃、尾張から出荷される荷物が牛馬によって輸送される宿場町でもありました。



このあと
穴弘法のライトアップを楽しみましたカメラキラキラ




陽も落ちて暗闇迫る頃
池の周りのもみじがライトアップされ
池に映り込みます









静寂の中
池に映り込んだもみじの先には
幻想的な世界が広がっていました










池の周りのもみじは見頃少し前
もう1週間位ライトアップをずらせないのかお聞きしたところ
境内の100地蔵さまの前にある古木のもみじの紅葉に合わせて
もみじまつりは開催されているそうです








ライトアップは11/5(土)~11/13(日)
わずかな期間だけ見ることができる
とっておきの紅葉スポット「穴弘法」








この地で幾度となく起こった戦で
命を落とした人々の霊に手を合わせながら
この美しいもみじと100地蔵の景観を
これからも大切に守り続けていってほしいと願っています



最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました☆