尾張津島天王祭  2015.7.25. 


日本三大川まつりのひとつに数えられる「尾張津島天王祭」。
津島神社の祭礼として500年以上の伝統を誇り、
全国の数ある夏まつりの中でも最も華麗なものと言われています。
まつりはかつて、旧暦で行われていましたが、
現在は7月の第4土曜日とその翌日に開催されています。
(津島市HPより)


















愛知県津島市にある天王川公園で開催される
「尾張津島天王祭」の「宵祭」に行ってきました

茹だるような暑さの中、早めに到着しましたが
やはり近くの駐車場はどこも満車アセ
かなり遠くの駐車場に車を止め
30分以上歩いて公園にたどり着きましたQueenly

















午後6時を過ぎる頃丸池では
サムライプリンセスの踊りや・・・

















世界初の水上歌舞伎などの
水上イベントが行われていました


















一方車河戸では
五艘のまきわら船が集結していました

ここで提灯を飾り付けた後・・・

















車河戸からこの水路を通り
丸池に出航していくのだそうです


天王祭に来たのは初めてで
先輩カメラマンのおじさま方に
いろいろな情報をお聞きしながら
宵祭を過ごしましたQueenly















天王川に浮かぶ津島五車のまきわら船の提灯に
灯がともされると、宵祭の始まりです。




まず船の中央に真柱が立てられ一年の月数
その下に一年の日数、正面にひと月の日数の提灯や絹灯篭など
約500個の提灯が灯されていきます

















日も暮れて辺りは薄暮に染まり・・・
















だんだん提灯の数が増えていき・・・
















水面に映り込む風情も素敵で・・・
















幻想的に変化する光景を撮り続けましたQueenly

















一方丸池では
水上花火が行われていました















まきわら船が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡ると、
揺らめく提灯が川面に映り、まきわら船はその美しさをさらに際立たせ、
灯と水のドラマは頂点に達します。
(津島市HPより)




午後9時を過ぎる頃・・・
















津島楽を奏でながら五艘のまきわら船は
丸池に向かって漕ぎ出しました


















打ち上げ花火も上がっていて
クライマックスを迎えようとしていましたが・・・

















でもでもアセ
思ったより低い位置で花火は上がり・・・

















朧月とのコラボを
撮ることしかできませんでしたQueenly














このまつりは、昭和55年に「尾張津島天王祭の車楽船行事」が
国の重要無形民俗文化財に、
昭和59年に「尾張津島天王祭の車楽」が
県の有形民俗文化財にそれぞれ指定されています。
(津島市HPより)




まきわら船が丸池に到着する頃・・・
















池の周りの提灯は消され・・・

















より一層
幽玄な水のお祭りをひきたたせていました
















提灯が灯されるまでは
とても長くて待ちくたびれたのですが・・・

















丸池での行事は滞りなく終了し・・・
















車河戸に戻っていくまで
名残惜しく・・・
撮り続けていましたアセ


午後10時を過ぎ宵祭も終わろうとした頃
人並みも途絶え静まり返った街並み・・・
いざ駐車場へ戻ろうとしましたが
辺りは真っ暗になっていましたQueenly

頼りにしていたスマホも電池切れアセ
交通整理の人にもわからないと言われ・・・
とぼとぼ歩くこと15分
やっと見つけたおまわりさんに教えてもらい
無事家路につくことができました
Queenly

さすがに焦ったパンダ
夢の世界から現実の世界に引き戻された瞬間でしたアセ


惨めな思いもしましたが
とても素敵な夏の思い出となりました