栂池自然園水ばしょう祭り  08.6.20.〜08.6.22.   

梅雨入りが遅れていた北陸と東北も梅雨入りしいよいよ本格的に雨の季節です。
この時期遅い春を迎えた栂池自然園に水芭蕉を見に行きました。

                                           詳しくは栂池自然園HPへ

金曜日の夜、いつも通り豊科I.C.で高速道路を下りて、小谷村へと向かいます。予想はしていましたが途中豪雨に巻き込まれ
予定より少し遅れて栂池高原に到着です。雨の音を聞きながら・・・車中泊です。

朝目覚めると雨はやみ、薄日が差すまずまずの天気です。
7:30始発のゴンドラリフトに乗り栂の森駅に出発です。
ゴンドラリフトから栂池高原を振り返ります。
かわいいペンションがたくさんあります。
栂の森駅に着きました。
やはりガスの中で前方は霞んでいます(; ;)
ロープウェイに乗り換えて自然園駅に着きました。
一瞬ガスが晴れて快晴の空と白馬連峰が見えましたがすぐに元の景色に戻ってしまいました・・・残念!
自然園駅から5分程歩くと栂池自然園に着きました。またガスが晴れるのを期待しつつ栂池山荘のテラスでモーニングコーヒーを
いただきます。しかし30分しても代わり映えしないので展望湿原まで歩くことにしました。
ここは
ワタスゲ湿原です。芽吹き始めた緑と残雪のコントラストがとてもきれいです★  天気が良ければ白馬三山の絶景が望めます。
浮島湿原です。モウセンゴケに覆われた池塘の湿原です。
しかしここまで歩いてくると木道は雪の中で歩きにくくなります。
モウセン池です。
夏になるとホソバノマタミクリが水面に漂うそうです。
モウセン池からはピンクのリボンを頼りに雪山登山が続きます。
途中リボンを見失って危うく遭難しそうになりました。^_^;
やっとの思いで展望湿原にたどり着きました・・・
ここから白馬連峰や大雪渓が望めるはずでしたが小雨も降りだし寒くなってきたので戻ることにしました。
ヤセ尾根の急な階段を下り水ばしょう湿原に帰ります。 雪の屋根の下に小川があちこちにあります。木道沿いでも何度か雪の薄いところに足を取られ登山靴が埋もれてしまいました。
水ばしょう湿原に帰ってきました。ガスも晴れてきてここは観光客やアマチュアカメラマンがたくさん来ていました。 雪解けの冷たい水と水芭蕉が早春に逆戻りさせてくれました。
水ばしょう湿原の全景です。
白馬連峰は最後まで出てきてはくれませんでしたが、十分満足できる光景がありました。
栂池自然園で出会った花たちです。
名残惜しい気持ちを抑えて今回は帰ります・・・ ロープウェイの窓から下界方面は晴れているようです。
午後は白馬から大町、穂高へと南下し有明にある国民宿舎有明荘に向かいます。
穂高温泉街から渓谷沿いの林道を20km程走ったところにありました。
聞こえるのは渓流の水の音だけの静かな温泉宿です。
夕方には雨足も強くなり外には出られませんでしたがゆっくりした
時間が流れていきました。
内風呂も広かったのですが露天風呂はとても広く貸切状態で温泉を満喫することができました。
翌日も天気は優れませんが雨はあがっていたので乗鞍高原一の瀬園地に立ち寄りました。 園地内を散歩しました。
まず目を引くのはレンゲツツジの鮮やかな赤です。 あざみ池です。ひっそりと静まりかえっていました。
ベニバナイチヤクソウの群生地がたくさんありました。 ナルコユリかな?
広い園地に蕨がたくさんあってひととき蕨採りを楽しみました。
その後
湯けむり館の白濁色の温泉で汗を流し帰路に着きました。
天気には恵まれませんでしたがたくさんの山野草に出会えた楽しい旅となりました。
最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。
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