京都 秋の特別拝観2021 2021.11.25.~26. 


そうだ京都、行こう。
毎年晩秋を迎える頃になると行きたくなる京都
今年はJR東海ツアーズの東寺夜間先行貸切拝観のクーポンをネット予約して
東寺のライトアップを見に行きました

特別拝観の行程は…
泉涌寺・東寺(夜間)・永観堂(夜間)1日目
瑠璃光院・蓮華寺・隋心院・醍醐寺 2日目
紅葉の名所となってる7か所のお寺をめぐりました


もみじ 泉涌寺もみじ
京都市東山区

泉涌寺は、京都市東山区に位置しているお寺で、真言宗泉涌寺派の総本山です。
 1219年に月輪大師がここに大伽藍を建設していたときに、一角から清泉が湧き出たことから「泉涌寺」と呼ばれるようになりました。
また、歴代の天皇の山陵があり、皇室の菩堤寺として有名です。そのため御寺(みてら)とも呼ばれています。
さらに、観音堂の楊貴妃観音菩薩像は重要文化財に指定されており、美貌と縁結びで知られています
(caede-kyotoより)



25日の午後名古屋を出発

京都東インターを降りて最初に向かったのは泉涌寺
東山を借景に広い境内といくつもの伽藍が立ち並ぶ御寺です




御座所庭園

紅葉の名所としてはあまりなじみがないかもしれませんが、山に囲まれて自然豊かな泉涌寺でも美しい紅葉を見ることができます。
明治天皇の命により、京都御所内にあった御里御殿を移築した御座所があり、女官の間、勅使の間など8室あります。
その南東に位置する玉座の間は、現在も皇族方の参拝時に休憩室として使用されています。
その御座所前にあるのが御座所庭園で、まさに御寺と呼ばれるに相応しい紅葉の絶景。
秋の特別公開時には、見事に色づいた紅葉が見られます。
(caede-kyotoより)



泉涌寺に着いたのが少し遅かったので…














太陽光の明るい日差しはありませんでしたが…














散りゆく紅葉が庭園の床紅葉となって…














侘び寂びの世界が広がっていましたもみじ

庭園の風情に引き込まれ
滞在予定時間をかなり超過して
次の目的地 東寺の夜間先行貸切拝観に向かいます車




もみじ 東 寺もみじ
京都市南区

東寺は、唯一残る平安京の遺構です。創建からおよそ、1200年。
平成6年、1994年に世界遺産として登録されました。
平安遷都とともに建立された東寺は官寺 (かんじ)、つまり国立の寺院。

その寺院を桓武天皇のあとに即位した嵯峨天皇は、
唐で新しい仏教、密教を学んで帰国した弘法大師空海に託しました。
ここに、日本ではじめての密教寺院が誕生します。
(東寺HPより)



通常18時からの入場開始ですが17時から入場できる先行拝観
トワイライトタイムが17:02~だったので
急いで撮影スポットに向かいましたカメラ キラキラ












しかし撮影スポットはわずかなスペースで
禁止のはずの三脚が並んでいましたガーン

トワイライトタイムの撮影は諦めて
講堂・金堂を先に拝観することにしました








(写真はHPよりお借りしました)

夜の講堂はちょっと怖い…
時代をタイムスリップしたような空間で
私は迷える旅人のよう…
大日如来像が泣いていたように見えたのは気のせい?私の心の中?
私が毎年秋に京都のお寺に来たくなるのは
一年間の反省をするため…かもしれません








講堂を出ればそこはライトアップの幻想的な世界…














宵闇が迫る頃、ライトアップで照らされた五重塔が金色に輝きました
昼間に見る五重塔は黒っぽい色をしてるのに…
金色に光り輝くのは特殊なLEDの照明を使っているから
なのだそうです








入り組んだ暗い池のほとりを歩いていると
池の中の別世界に導かれそう…

どうやら大日如来様に心を奪われたような…
不思議な夜でした星空



次は永観堂に向かいます車


もみじ 永観堂もみじ
京都市左京区

“秋は紅葉の永観堂”と言われるほど昔から紅葉で名高く
正式には禅林寺といい、仁寿3年(853)に創建されました。
当初は密教道場でしたが、平安時代に永観が浄土念仏を唱えて念仏の道場となり、永観堂の名がつきました。
現在は浄土宗西山禅林寺派の総本山。楓におおわれた釈迦堂や開山堂などの諸堂は回廊で結ばれています。
本堂の阿弥陀如来像は、顔をななめ後ろに向けており「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。
山上には多宝塔があり、京都市内の眺望が素晴しい場所です。
(そうだ京都、いこうより)



東寺からタクシーで永観堂に到着しました
例年なら大渋滞となる永観堂界隈ですが
タクシーの運転手さんの話では
今年の人出はまだ少ないとのことです












昨年の秋に訪れたときは昼間の通常拝観
ライトアップの拝観とは別のルートとなっています












紅葉のトンネルの先にある御影堂
鮮やかな紅葉が浮き上がる境内です












御影堂(みえいどう)は1912年に建てられた比較的新しい建物で、
お寺の宗祖である法然上人が祀られています。

先ほどの東寺とは違いかなりの人出
ゆっくり法然上人と向き合っている時間はありませんあせる










御影堂・阿弥陀堂にお参りした後
極楽橋から放生池・弁天島・錦雲橋の見える絶景ポイントで
写真が撮る予定でしたが、実はその場所(極楽橋)は聖域なのだそうです
橋を渡る際の警備員さんがいて
写真を撮らないよう厳しく注意していました
撮影できたのは橋の袂から先のわずかなスペース…
ここも東寺と同じく人集りとなっていました








放生池から見上げると山の中腹に多宝塔
上部は円形、下部は方形の二重塔です













放生池に浮かぶ弁天島には弁財天を祀る弁天社があります














境内唯一の甘味処のお店で一休み…






そういえば…
お昼から何も食べてなくて
ぜんざいの甘さが疲れた体に染み渡りました割り箸
さすが京都一の紅葉の名所だけあって
カップルやファミリーでお祭りのような賑わいです

永観堂の夜は宴たけなわではありますが…
私は一足先に華やぐ境内から抜けることにしました
帰りは京都駅行きのバスに乗って帰りますバス




京都駅
古都のイメージとは対照的にスタイリッシュな駅ビル
平日の夜間なので人通りは少なく感じました



京都タワーが撮りたくて…
ビルに映り込んでるかな?













いつも急ぎ足で新幹線や観光バスに乗り換えるだけの京都駅
はじめて立ち止まってその雰囲気を感じることができました












私が生まれる前からあった京都タワー
小学校の修学旅行に始まって
もう数えきれないほど来た京都ですが
はじめて京都タワーを見たような気がします目











今夜お世話になるのは京都タワーとは反対側の八条口駅前にある
「ホテルエルシエント京都」
車は夕方のチェックイン時に
提携先の京都アバンティ地下駐車場に留め置きしました











京都駅で夕飯を考えていたのですが
お手頃のお店がなくて
ホテルエルシエント京都の1階にある
ダイニングENTでいただくことにしました
注文したのはENT御膳
お品書きには
●チキンの味噌煮込み●旬野菜の天ぷら●お魚とキノコのエスカベッシュ(胡麻ドレッシング)
●かつおのタタキ●そぼろ豆腐●根菜サラダ●ご飯●お味噌汁●お漬物
とありました
ラストオーダーギリギリの時間でしたが
時間に追われた旅先の食事としては
ゆっくりいただくことができました割り箸





お部屋は本館9階のシングル12平米、かなりコンパクトでしたが
窓からは京都東山の街並みが一望でき
翌朝の日の出も見えました












お風呂はリニューアルしたばかりの大浴場
疲れた体を癒してくれました




翌日は瑠璃光院の拝観時間(9:30予約)に合わせてゆっくりめのスタート
近くのコンビニで買い込だ朝食をいただきます



翌日に続きますウインク