徳川園の冬牡丹  2012.2.12.  
今日はちょっと気分転換に名古屋市東区にある徳川園に行ってきました。

徳川園は、徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に
自らの造営による隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。

当時の敷地は約13万坪(約44ha)の広大さで、庭園内の泉水には16挺立の舟を浮かべたと言われています。
光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが、
明治22年(1889年)からは尾張徳川家の邸宅となりました。

昭和6年(1931年)、十九代当主義親から邸宅と庭園の寄付を受けた名古屋市は整備改修を行い、
翌年「徳川園」が公開されました。昭和20年(1945年)に大空襲により園内の大部分を焼失した後は
一般的な公園として利用されてきましたが、平成16年秋に日本庭園としてリニューアルしました。
                                      (徳川園の歴史より)


冬の閑散とした日本庭園でしたが・・・
わら囲いの中を覗いてみると・・・
冬牡丹の花が華やかに咲き誇っていました牡丹
初夏に咲く牡丹とは違って、咲いている期間が長いようです。


こんな寒いのに凛と咲く冬牡丹・・・
今年の名古屋は2回ほど雪が積もったのに
わら囲いのおかげでどの花も見頃でした音譜




冬牡丹の花を楽しんだ後・・・
かなり寒かったんですが庭園を散歩しましたv(^-^)v
街の真ん中にある徳川園は、ビルに囲まれた空間ですが
園内はまるで別世界ですv(^-^)v
大きな池の周りに造られた日本庭園のほか、
せせらぎの小路を歩いているといろいろな景色に出会います椿


とても静かで、心和みます!
春になればまた装いも変わって・・・
花に囲まれた庭園になることでしょうね。




徳川園は、池泉回遊式の日本庭園で、江戸時代の主だった大名庭園もこの様式です。
清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れるありさまは、日本の自然景観を象徴的に凝縮しています。

さらに徳川園は、高低差の大きな地形、既存のまま取り入れた樹林、立体的に迫る大きな岩組みが特徴で
、変化に富んだ景観を大胆に切り替える構成を用いて大名庭園の「荘厳さ」を大観できるようにしています。
新緑や紅葉、牡丹や花菖蒲の花々など四季を通じて楽しめる庭となっています。

                              (徳川園の概要より)




徳川園といえば・・・
ここで結婚式を挙げるカップルも多く
今日もこちらの観仙楼で披露宴の真っ最中でした!




庭園にひっそりと咲いていた子福桜・・・
一般的に桜は1つの花からは1つの実ができる植物ですが、
この子福桜は2つ以上の実をつけるみたいです。
そこから、「子宝」の桜、ということで 「子福桜」の名前になったとのこと。
縁起の良い桜なんですね・・・
桜の季節が待ち遠しい・・・
そんな季節になってきました。



ご覧いただきましてありがとうございました☆