晩秋の嵯峨野ひとり旅  2012.12.1.

                               今年最後の紅葉を見にクラブツーリズムさん主催の
           
                             車窓から保津川渓谷の風景を堪能      
        
                                   秋色の嵯峨野トロッコ列車と嵐山・嵯峨野めぐり
                                         というおばさん人気のバスツアーにでかけました。

このツアーを選んだのは今年のJR東海キャンペーンポスター(下)の
二尊院に行ってみたかったからでもあります。


まずは渋滞する京都の町を横目にバスの中でいただく紅葉弁当ラブラブ


ふたを開けるワクワク感がたまりません割り箸
一言でいえば、ヘルシーなお弁当でした☆


嵯峨野トロッコ列車
今回のツアーはまず、京都府亀岡市で嵯峨野トロッコ列車に乗り、嵯峨野まで向かいます。
途中の渋滞を予測してたっぷり時間が取ってあったため、亀岡駅で待つこと30分以上・・・
ホームにいた信楽焼きのたぬきさんを撮ったり、保津川堤防を走る京馬車を撮ったりして列車を待ちました




保津峡の紅葉はすでに終盤を迎え、初冬の趣・・・



保津川下りもどこか寒そうです。



約30分の乗車を終え、嵯峨駅に到着です。

嵯峨駅に着いたときは一瞬晴れ間がのぞきましたが
実は雨模様の一日です雨

先週の三連休最終日(晴れ)に行きたかったこのツアーでしたが予約が間に合わず
今週にしたため、予想外の天気(雨)に悔やまれる旅となってしまいました


二尊院
二尊院は承和年間(834-847)に嵯峨天皇が慈覚大師を開祖として建立したのが始まりと言われています。
本堂右に釈迦如来像、左に阿弥陀如来像の二本尊(重要文化財)を安置しており、二尊院の名の由来にも
なっています。

紅葉の馬場と名のついた広い参道です。
冷たい雨と落葉で装いはすでに冬・・・です。


ポスターの写された場所ももうじき始まる嵐山花灯路2012のライト設置の作業中
同じ構図で撮ろうとすると、作業している方が写ってしまいます・・・(残念)

 
初めは小降りだった雨もやがて本降りとなり、傘をさしながら片手で撮影は大変
だんだん集中力がなくなるパンダでした。


常寂光寺
慶長年間に本圀寺の日しん上人の穏退所がお寺になり、
紅葉の美しい小倉山の中腹、常寂光土に遊ぶような風情があるとこの名がつけられたそうです。

紅葉で有名な常寂光寺ですが、ここも終盤を迎え、
モミジの落ち葉で苔のお庭は埋め尽くされていました
 
多宝塔からは嵯峨野が見渡せました。
ちょっとガスがかかっていましたけどね


 
 


天龍寺
後嵯峨天皇の亀山離宮があったところに、暦応2年(1339年)、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、
夢窓国師を開山として創建した禅寺です。




行ってみたかったのは曹源池庭園(そうげんちていえん)
中央の曹源池を巡る池泉回遊式庭園で、
大堰川を隔てた嵐山や庭園西に位置する亀山を取り込んだ借景式庭園です。


 
時間に制限があったので庭園のみ(500円)の拝観でしたが
+100円で諸堂拝観もできます。

トロッコ電車を降りて嵐山駐車場集合まで滞在時間3時間余りの自由行動
訪れたいところが多すぎて時間が足りません。
時計とにらめっこしながら駆け足で最後の景勝地嵐山に向かいました



嵐 山
嵯峨野の終着点は毎度おなじみの嵐山です。
ここはいつ来ても観光客で賑わっています
集合時間まで少し余裕があったので、渡月橋を渡って
船のりば辺りまで歩いてみました。


今年の紅葉もこれで見納めです。

一週間ほど見頃を過ぎていましたのでかなり色あせてはいましたが
落ち葉の敷き詰められた庭園はこの時期ならではの風物詩でした。


集合時間まであとわずか・・・
「八つ橋ソフト」で一息ついてバスに乗り込みました。

最後まで「晩秋の嵯峨野」の旅にお付き合いいただきまして
ありがとうございました☆