入笠山は天空のお花畑 2020.8.14. 


富士見パノラマリゾート
長野県富士見町
中央道諏訪南ICから約10分
富士見パノラマリゾートに行ってきました

コロナ渦の中
自粛とGoToの狭間で揺れながら
名古屋から高速で、どこにも立ち寄らずやってきました
富士見パノラマリゾートもコロナ対策には万全を期していて
切符を買うときは住所氏名連絡先の記入
ゴンドラは家族グループ以外はひとり搭乗
ゴンドラ内では飲食禁止マスク着用でした

人とは密にならない高原で
話しかけるのは花達だけコスモス ハチ
久しぶりの山旅です



山麓駅のゲレンデでは
ハングライダーのレッスン中・・・












ゴンドラすずらんに乗って
標高1780Mの天空まで駆け上がります

後方には八ヶ岳の雄大なパノラマが展望できました目












ゴンドラの眼下には
国内最大級のマウンテンバイクフィールドがあります












ゴンドラの窓からの心地よい風を感じながら
山頂駅に到着しました












毎日猛暑の中で過ごしていたので
山頂駅の体感温度に
生き返ったような気分でした












ゴンドラ山頂駅からの八ヶ岳
久しぶりに見る大好きな山の絶景に
心弾むひとときでしたラブラブ










サワギキョウのお花畑
入笠湿原



ゴンドラ山頂駅から約10分
林道からカラマツの森を歩きます












カラマツの森を抜けると入笠湿原が眼下に開けます

入笠湿原は入笠山麓の標高1734Mに位置する
面積約1.85haの湿原です












今回のお目当てはサワギキョウのお花畑












山地の湿地帯に自生するサワギキョウ・・・













茎の周りに青紫色の花を多数咲かせます












水の流れに沿って群生する植物で
入笠湿原では今、見頃を迎えていました











クサレダマ(草連玉)のお花畑
入笠湿原



サワギキョウのお花畑と
競い合うように咲いていたのはクサレダマ












クサレダマとは・・・
マメ科のレダマという木によく似ているので
この名前が付いたそうです












レダマという木を調べてみたのですが
似ていたのは花の色だけ・・・
花の色から別名イオウソウとも呼ばれているそうです


日当たりのいい湿地帯での
クサレダマとサワギキョウの競演でした音譜










入笠湿原のお花畑



入笠湿原の長い階段付近はスズランの群生地
6月上旬には一面スズランの花で埋め尽くされます

盛夏を迎えた今は
数え切れない程のたくさんの種類の花が咲き誇っていました












ツリガネニンジン(釣鐘人参)
キキョウ科












ワレモコウ(吾木香)
バラ科












マツムシソウ(松虫草)
マツムシソウ科












クルマユリ(車百合)
ユリ科


ゴンドラの切符を買うときにいただいた
「入笠に咲く花」という散策ガイドBOOKを見ながら
花の名前も調べました










入笠花畑



以前は御所平と呼ばれていた入笠花畑
草原をジグザグ登っていくと
入笠山の登山道に合流します


ここから山頂まで30分位で登れますが
今日は入笠花畑でのんびりカメラ キラキラ することにしました












シモツケ(下野)
バラ科












チダケサシ(乳茸刺)
ユキノシタ科












シシウド(猪独活)
セリ科












ヤナギラン(柳蘭)
アカバナ科



高台に登ると遠くに蓼科山が見えました目

蓼科山に登った時のことを思い出しながら
一休みしましたジュース ピンクドーナツ












林道でみつけた
サルオガセ(猿尾枷)
ウメノキゴケ科


サルオガセはここの気候が
お気に入りなのですね・・・










入笠すずらん山野草公園



富士見パノラマリゾートゴンドラ山頂駅の前に
入笠すずらん山野草公園があります
5月のカタクリから始まり、6月のスズラン、アツモリソウをはじめ
約150種類の山野草が春から秋までの間
訪れた人たちを楽しませてくれます音譜












山野草公園の先には
八ヶ岳展望台












八ヶ岳展望台は恋人の聖地ですラブラブ












八ヶ岳の右側には
甲斐駒ケ岳












富士山もうっすら見えますが・・・
わかりますか?












ここに戻ってくるといつものルバーブソフト
酸味の効いたソフトクリームが
疲れた体を癒してくれましたソフトクリーム












入笠すずらん山野草公園に咲く花

ヤマユリ(山百合)
ユリ科



公園の入口に咲き誇っていたのはヤマユリ
空に向かって華やかに咲いていました












マスクをしていたので香りを楽しむことはできませんでしたが
強い芳香のヤマユリです












ユリ根として食用になることを
今になって知りました


でも・・・
観賞用として育ててみたい
ヤマユリです









レンゲショウマ(蓮華升麻)
キンポウゲ科



花がハス(蓮華)のように咲き
葉がサラシナショウマに似ているので
この名前が付いたそうです












深山の落葉樹林下の半日陰に自生することから
「森の妖精」「森のシャンデリア」とも
呼ばれています












絵本に描きたくなるような
かわいい花でしたラブラブ











入笠すずらん山野草公園に咲く花
咲いている花の種類が多すぎて・・・
ほんのわずかですが
ご紹介させていただきます



シモツケソウ(下野草)
バラ科












エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
リンドウ科












エゾカワラナデシコ(蝦夷河原撫子)
ナデシコ科












ソバナ(蕎麦菜)
キキョウ科












ユウスゲ(夕菅)
ススキノキ科












クサボタン(草牡丹)
キンポウゲ科




入笠すずらん山野草公園を訪ねたのは3回目
6月のすずらんの頃と、9月のリンドウのお花畑の頃でした
季節がほんの少し違うだけで咲いている花も変わります
今度はどの季節に訪ねてみようかな・・・










最後に・・・

お花畑の昆虫さん



花の写真を撮っていると
昆虫さんの方から近寄ってきて・・・












アサギマダラとヒヨドリソウ












アゲハとクルマユリ












ヒョウモンとアザミ












トンボとリンドウ



人と密になれない分
花や昆虫と密になって
楽しい時間を過ごせました音譜



いつまで続くのかな・・・
コロナとの付き合いショボーン

最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました☆