早春の南東北旅 2018.3.23.〜27. / 

今回の旅は楽天トラベルの
JAL+山形七日市ワシントンホテル4泊5日フリープラン
山形市を起点に早春の旅をしました


1日目は山形市内をまちあるきです
メインストリートの七日町界隈は
明治から昭和の時代に建てられた洋館や蔵が点在し
伝統工芸を伝える雑貨店やカフェなど
おしゃれにリフォームされていました


霞城公園
山形県山形市



東大手門



山形城11代城主・最上義光が整備、拡大を行った城跡です
現在は都市公園となっていて春にはお花見の名所としても有名です














山形市郷土館







県立病院済生館本館として明治11年(1878年)に建てられ
霞城公園内に移築された後に、郷土館として医療・郷土史の資料が展示されています














紅の蔵







紅花商人・長谷川家の蔵屋敷で
明治34年(1901年)建築された5棟の蔵と母屋を利用して
山形の食材や物産品を扱う蔵造りの観光物産施設です















文翔館



現在修繕中でしたので・・・


(写真はお借りしました)





「文翔館」(旧県庁舎及び県会議事堂)は、大正5年に建てられた英国近世復興様式のレンガ造りの建物です。
大正初期の洋風建築を代表する貴重な遺構として、昭和59年、国の重要文化財に指定されました。
昭和61年から10年の歳月をかけて保存修復工事が行われ、現在は、山形県郷土館「文翔館」として一般に無料公開されています。
(山形県郷土館HPより)














旧山形師範学校本館・講堂



明治34年(1901年)建築の国指定重要文化財の洋館です















山形七日市ワシントンホテル



4泊お世話になったホテルです



お部屋の広さで選んだホテルでしたが
熊本の時と同様、お部屋からの景色は最悪むかっ
目の前はタワーパーキングでした
ホテル選びの際、「眺望なしの部屋」と明記して欲しいですねあせる
















蔵王スキー場
山形県山形市



2日目は山形駅から蔵王温泉行きのバスに乗り
蔵王スキー場にスノーモンスターを見に行きました

ロープウェイを乗り継いで地蔵山頂駅を目指します

















山頂駅を出ると真っ白な世界が広がります目
まずは蔵王地蔵尊にお参りに行きましょう

















胸まですっぽり雪に埋もれた地蔵尊が
優しく迎えてくれました

















さて、スノーモンスターはというと
痩せてカマキリのようになった瀕死のモンスターがそこにいました

















見頃は3月の上旬までと聞いていましたので
半分諦めてはいましたが・・・
















(写真はお借りしました)

12月下旬から3月上旬までは
こんな絶景が見えたはずですQueenly

















それでもアオモリトドマツの樹林は生きているようで
今にも歩きだしそうな幻想的な光景でした

















途中、乗り継ぎの樹氷高原駅では
樹氷の花が咲いていました

















温泉街に帰ってくる頃には
賑やかだった温泉街は静まり返っていました
みなさんスキーに行かれたんでしょうね・・・

















締めはラフランスのソフトクリーム
最近季節はずれの暖かさで
のどごし爽やかなソフトクリームが
一段と美味しく感じましたQueenly















午後は蔵王から山形市内に戻り
庭園を2箇所めぐりました


もみじ公園
山形県山形市

真言宗の巨刹宝幢寺の庭園だったもので、寛文の頃(1665年前後)、
時の城主松平下総守忠弘が、江戸の庭師と共に山形城の本丸庭園の余石と吉野のもみじを用いて、
自ら石組みなどに手を入れた庭と伝えられています。
心の文字をかたどった心字池を巡ることができる池泉回遊式の庭園で四季折々の風情を楽しむことができます。

(山形市観光協会より)



閑静な住宅地の中にあるもみじ公園

















広い池の周りをもみじが包み込むように植えられています

















まだ早春の佇まいで花は咲いていませんでしたが・・・

















芽吹きを待つ木々達の躍動感を感じました
















洗心庵
山形県山形市

山形県緑町庭園文化学習施設「洗心庵」は、
民間から寄贈された土地および建物について庭園修景と文化学習施設整備をしたもので、
山形県生涯学習センターの分館となっております。
特に庭園は、ホテルオークラなどの庭園を作庭した名造園家岩城亘太郎が手掛け、
自ら「東北一」と称した大変見応えのある庭が再現されています。
三十種千本の樹木をふんだんに使った池泉回遊式庭園であり、限られた空間に
自然のあらゆる条件を濃縮して取り入れ動から静へ、静から動へ四季の移ろいが感じられます。
(洗心庵HPより)



無料開放された施設で庭園、施設内共に自由に入れます

















手入れの行き届いた池泉回遊式庭園

















どの角度から見ても趣がある庭園です

















施設内には洗心庵フォトコンテストの入選作品が展示され
紅葉の頃の美しい写真が印象に残りました



どちらの庭園も
紅葉の頃にもう一度訪れてみたい
お気に入りスポットとなりましたもみじ















3日目はレンタカーを借りて
花見山と銀山温泉に行ってきました


花見山公園
福島県福島市

日本を代表する写真家 故 秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていた場所で、
 ウメ、数種類のサクラ、レンギョウ、ボケ、サンシュユ、モクレン、ハナモモなどの花々がいっせいに咲き競います。
 まさに「桃源郷」の言葉がふさわしいスポットです。
戦中の貧しい時代から、花木生産農家の方が長い年月をかけて雑木林を開墾し、生活のために花を植えたのが始まりです。

 その美しさが人を呼び、「自然の花の美しさを一人で見るのはもったいない。 
この喜びを万人のものとしたい」との願いで、昭和34年に畑を一般開放されました。
(福島市総合観光情報ナビより)



春の景色が見たくて訪れた花見山公園
















(写真はお借りしました)

桜の名所として全国的にも有名ですねQueenly

















桜の季節はもう少し先ですが
今は梅が満開です梅2

















そしてサンシュも満開です花イエロー

















山の斜面は黄色と白の花で埋め尽くされています

















花木生産農家という言葉に
心惹かれるのはパンダだけでしょうか?
































花見山と福島市街そして吾妻連峰が眺望できる場所ですが
この日は春霞でぼんやりとした景色でした目



桜の季節ほどの華やかさはありませんでしたが
ほんのり香る春の香りに酔いながら
山歩きをするのも心癒される大切な時間でしたQueenly
















銀山温泉
山形県尾花沢市

銀山温泉は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しています。
大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、
昔ながらの独特な景観を味わうことができます。
(銀山温泉HPより)



3日目の午後は銀山温泉に行きました

















到着したのは午後3時半
宿泊者用の駐車場はたくさんありましたが
日帰り客用の駐車場がほんのわずかしかなくて

空くのを待っていましたアセ

















写真では見たことがあるノスタルジックな建物ですが
目の前で見ると大迫力です
目

















千と千尋の神隠しの世界が
そのままここにありました


















どこも絵になる情景です

















今回撮りたかったのは薄暮の写真
時間はまだたっぷりあったので
伊豆の華というお店の2階で
揚げなすのお蕎麦をいただきました
割り箸

















午後6時を過ぎた頃
温泉街に薄暮の時間がやってきました


















ガス灯に火が灯ると一段と情緒がありますね・・・

















神話の世界へと引き込まれそうな気がしましたQueenlyLOVE loveLOVE loveLOVE love


暗闇が迫るまでもう少し粘りたかったのですが
レンタカーを8時までに返さなければいけないことを思い出し
ナビでお店まで1時間半となっていたことをすっかり忘れてて
アセ
まして駐車場から温泉までかなり歩いたことを思い出して全力疾走走る
夢から現実に引き戻された瞬間でしたQueenly

















4日目は山形駅から高速バスに乗って仙台に行き
JR仙石線に乗り換えて松島海岸に行きました


松島湾クルーズ
宮城県宮城郡松島町

日本三大美景のひとつ松島に浮かぶ
大小さまざまな島を巡る松島湾クルーズです



11:00 仁王丸コースで約50分のクルーズです
以前はかもめのえさやりができたようですが今は禁止となっていました
時にはスマホを奪われることもあるそうですカモメ


面白い形の島が点在する松島湾ですが
津波の影響で島の形も変わってしまったそうです















観瀾亭・松島博物館



観瀾亭は伏見桃山城の1棟を移築したもので
併設の博物館には伊達家伝来の宝物や松島のジオラマを展示しています
時間がなかったのでスルーしましたアセ















五大堂



海に突き出た小さな半島
五大明王像が安置されている
桃山建築様式のお堂です















福浦橋



海岸から福浦島へと架かる朱塗りの橋
出会い橋とも呼ばれ
良縁を取りもつ役割を担う橋で縁結びのスポットです




観光スポットがたくさんあって
限られた時間で回るのはなかなか大変です
















瑞巌寺
宮城県宮城郡松島町

天長5年(828)、慈覚大師円仁によって開創された奥州随一の古刹で、延福寺と呼ばれていました。
延福の寺号は天台宗の総本山、延暦寺に由来します。正元元年頃(1259)臨済宗に変わり寺名も円福寺へと改名されました。
現在の建物は、慶長14年(1609)、伊達政宗公が桃山様式の粋をつくし、5年の歳月をかけて完成させたものです。

建築にあたっては、諸国から名工130人を集めたほか、建材も熊野山中から取り寄せるなど、奥州の覇者としての意気込みが伝わります。
造営の縄張には政宗自ら縄頭を執ったことからも政宗が心血を注いだことが窺われ、奥州の覇者としての意気込みが伝わります。
(松島観光協会より)



松島湾から商店街を歩いて
瑞巌寺にいきました















その前にちょっと一休み!!7

この旅2度目のソフトクリームは
ずんだソフト
ずんだ豆を練りこんだマイルドなお味
パワーアップして
歩きましょうQueenly

















長い参道を歩くと正面に本堂があります
宝物館もあり、庫裡から中へ入っていきます
本堂にある襖絵が見事でしたが写真は撮れないのでお話だけ・・・

















本堂から庭を見ると臥龍梅の古木が目に入ります目
そろそろ見頃かと思っていましたが
咲き始めでしたQueenly
左右に・・・










紅梅










白梅

















瑞巌寺参道にある三聖堂付近

















こちらは梅が満開でしたラブラブ
















円通院
宮城県宮城郡松島町

円通院は瑞巌寺の西隣にあり、仙台藩主二代忠宗の次男光宗の霊廟。 
光宗は文武両道に優れていましたが、正保2年(1645)9月に19歳の若さで江戸で亡くなり、 
その死を悼んだ忠宗公により円通院が同年に開創され、お霊屋(三慧殿)は正保4年(1647)に完成しました
(松島観光協会より)



山門を潜ると左手に庭園があります

















白砂とコケで松島湾を表現した「天の庭」です

















先ほどめぐった松島を思い浮かべながら
足を止めてみました

















本堂脇にも庭園があり・・・

















本堂奥にはバラ園もありましたCath背景白

数珠作りも体験できるみたいですQueenly



もう少し時間が欲しかったのですが
山形まで2時間かけて帰らなければならないので
そろそろ松島ともお別れですQueenly

松島は見どころがたくさんありますね音譜















5日目(最終日)はレンタカーを借りて
米沢に行き夕方の便で帰ります


熊野大社
山形県南陽市

日本三大熊野大社の1つ、山形宮内にある熊野大社は「東北の伊勢」と呼ばれ、1200年もの間受け継がれてきた歴史ある大社です。
お祀りされている伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、神話の中で一番最初に結ばれた男女の神様です。
県内最古の茅葺屋根で建築された拝殿をはじめ、伊勢神宮と熊野大社にだけ伝わる御神楽、

隠し彫が素晴らしい本宮など三十もの神様を境内にお祀りしており、
境内に入った途端、身が清められるのを感じ神聖な雰囲気に包まれます。
(travel.jpより)



米沢に向かう途中に立ち寄った熊野大社

















境内にはまだ雪が残っていて・・・

















空気がピンと張り詰めていました



縁結びの神様
良いご縁がありますように!!7
と願って熊野大社を後にしました
















上杉神社
山形県米沢市

明治9年、上杉謙信、上杉鷹山を祭神として、米沢城本丸跡に建立。
 明治35年に別格官幣社(べっかくかんぺいしゃ=明治政府が定めた神社の位置づけ、分類を表す。

国に尽力した人物を祀る神社)に指定され、このとき祭神は謙信のみとなり、鷹山は摂社に祀られ松岬神社となる。
(やまがたへの旅より)



米沢城のお堀の中に上杉神社はありました

















お堀を囲むように桜が植えられ
ここももうじき桜まつりが開催されることと思います

















上杉神社に参拝したあと上杉城史苑(味と技の玉手箱)で
米沢牛のコロッケをいただきました
初めての米沢牛を味わっているとロケ隊の御一行発見
野々村真さんのロケでした

米沢牛串は美味しかったですか?
















林泉寺
山形県米沢市

1617年上杉景勝が現在地に建立。
景勝正室菊姫(甲州夫人)、鷹山側室御豊の方、4代綱勝正室媛姫(保科正之娘)の墓などの上杉氏奥方をはじめ、

直江山城守兼続夫妻、武田信清(信玄の6男)等上杉氏支候の墓がある。
(やまがたへの旅より)



次に向かった林泉寺は雪の中・・・
残念ながら冬季は休館になっていましたQueenly
















上杉家廟所
山形県米沢市

上杉家家祖上杉謙信公を中心に、11代藩主斉定までの廟屋が立ち並び、周囲は厳粛な空気に満たされている。
 明治6年の米沢城解体に伴い、米沢城に安置されていた上杉謙信の遺骸も、明治9年、御廟所へ移された。
 廟屋は、上杉景勝から7代藩主・上杉宗房までが入母屋造り、8代藩主・上杉重定(藩政を立て直した名君・上杉鷹山の義父)から

11代藩主・上杉斉定までが宝形造りと、時代により建て方に変化がある。
(やまがたへの旅より)



最後に向かったのは上杉家廟所

















ここも雪がたくさん残っていて
東北の春はもう少し先になるでしょうね・・・



長らく南東北の旅にお付き合いいただきまして
ありがとうございました☆