10.4.11.

桜満開の三井寺と琵琶湖疎水

桜の名所を訪ねる旅をしていると、なぜか関西方面に出かけたくなるパンダです。
たぶんたくさんの名所旧跡があり、そこに桜の銘木があるからかもしれません。
すでに京都の桜は散り始めていたため、今回は滋賀県の桜の名所を歩くことにします。
大津市内の三井寺、琵琶湖疎水、そして彦根市の彦根城を巡る花見旅です。

朝7時に名古屋を出発、そして三井寺には9時過ぎにに着きました。
三井寺は琵琶湖の西南、長等山の中腹にあり広大な寺域の寺院は
今満開の桜で埋め尽くされています。
ここは
仁王門です。

拝観料を払って一歩境内に入ると、荘厳な趣の中、ひらひらと桜の花びらが
雨の雫と一緒に、まるで雪のように舞っていました。
ここは
金堂です。
いくつかのお堂の先、三重塔にやってきました。
桜の巨木がよく似合います。


唐院から山門を抜け石灯篭の並ぶ参道を見下ろします。
ここもたくさんの桜でトンネルができています。
こちらは逆方向、山門とその先に唐院が見えています。


三井寺の地図です。
広いですね・・・

ひときわ濃いピンクのしだれ桜です。
ソメイヨシノが多い中、ここに一本だけありました。

村雲橋という石の橋です。
この辺りの桜が一番きれいです。
勧学院前の苔むした石垣です。
前に見えるのは
微妙寺ですね・・・
さっきまで降っていた雨がやみました。
晴れてくるのを祈りつつ、先へと進みます。


展望台に登り観音堂を見下ろしました。
桜に包まれた、たくさんの文化財が点在している三井寺です。
展望台から大津の街を眺めました。
今日は霞んでいて見えませんが、ビルの向こうには琵琶湖、
そして伊吹山も展望できます。

三井寺の南側には琵琶湖疎水があります。
ぶらぶら歩いて、ビューポイントに行ってみます。
ここは琵琶湖疎水の水門です。
ここからトンネルになっていて、京都市山科区へと注がれています。

ビューポイントに着きました。
ちょうど水門が見えるこの位置は、畳一畳ほどの場所です。
たくさんのカメラマンたちが三脚を立てて場所取りをしていたので
カメラと人をかき分けて、やっと一枚写しました。
微妙に色が違う桜並木の琵琶湖疎水は、とても素敵な場所でした。


もう少しゆっくりしたいところですが、観光客でビューポイントの橋の上は満員
交通量もかなり多いので、残念ながら早々にここを離れることになりました・・・


そして次の目的地、彦根城に向かいます。