京都三尾ハイキング  2014.11.22.  


久しぶりのバスツアーは
クラブツーリズムさん主催の
紅に染まる京都三尾
っくりハイキング
という歩くツアーにひとり参加です




京都三尾(栂尾・槙尾・高雄)を巡るハイキングですが
ゴールは化野念仏寺
栂尾山高山寺⇒槇尾山西明寺⇒高雄山神護寺⇒
清滝⇒落合⇒六丁峠⇒化野念仏寺
歩行時間3時間(拝観時間抜き)
歩行距離7.5キロ(峠越え付き)

栂尾バス停に到着後
5時間のフリーハイキングとなりました



せっかく京都三尾まで来たのですから
お寺の拝観なしというわけにはいきません
4時30分の集合時間に遅れないよう
時計とにらめっこしながら
いざハイキングに出発です





























※ご興味のある方は地図をご参考にしてください↓
(地図はお借りしました)















栂尾山高山寺
栂尾山に位置する真言宗の単立寺院で
奈良時代に光仁天皇の勅命で創健された古刹です





























金 堂














表参道


最初に拝観したのは高山寺
バス停から10分ほどの距離です

石水院は国宝に指定されていて
中でも「鳥獣人物戯画」や「子犬の像」が有名です
立ち寄っていませんので写真はありません













白雲橋
お店や旅館が点在する白雲橋界隈
交通量は多いですがしばらく歩道歩きです











































白雲橋の下を流れる清滝川に沿って
西明寺、神護寺そして落合まで・・・

先は長そうです
(^_^;)












指月橋
西明寺表参道に架かる指月橋
紅葉に染まる朱塗りの小さな橋を渡ります























































絵になる景観ですが
実際はたくさんの観光客でいっぱい!
写真に人が入らないように待っていると
時間はあっという間に過ぎてしまいます













槇尾山
西明寺
槇尾山に佇む古刹西明寺
空海の弟子智泉によって神護寺の別院として建てられました
創建は天長年間(824~34)と伝わっています























































春の桜、ツツジ、初夏の新緑、秋の紅葉
そして冬の雪景色・・・
四季を通じて豊かな自然を楽しめるお寺です
(パンフより)













高雄橋界隈
神護寺の参道にある高雄橋
お土産屋さんや屋台など
京都三尾で一番賑わっているところです

















香ばしい香りと酒盛りの宴
川床ではみんな楽しそうに盛り上がっています




















































高雄山
神護寺
神護寺は、どちらも和気氏の私寺であったと思われる「神願寺」と
「高雄山寺」という2 つの寺院が天長元年(824年)に事実上
合併してできた寺院です
























































京都で一番先に紅葉の見頃を迎える神護寺
紅葉で有名なお寺ですが400段の階段が待ち受けています
この階段でかなり体力を使い果たしたパンダ・・・
これから先がかなり不安になってきました












神護寺の茶店
神護寺の長い階段で疲れた拝観客を労うように
参道の脇にはたくさんの甘味処があります
























































バスを降りてから一度も休憩していないのに
時間は刻一刻と過ぎていきます(^_^;)


名物「もみじ餅」を頂きながら一服したい気持ちを抑えて
神護寺をあとにしました












錦雲渓ハイキング
清滝橋から先は遊歩道
清滝川の右岸左岸を行ったり来たりして
清滝を目指します
ここからが本当のハイキングです























































ハイキングコースになってはいますが
分岐を一つ間違えたら大変です
たまたまTDのIさんと一緒になったので
ひたすら後をついていくことにしました
だれより心強い助っ人です~













清滝
清滝はかつて宿場町であった事をしのばせる町並みを残しています
渡猿橋近辺は紅葉の名所で、愛宕山(924M)の登山口にもなっています
























































神護寺から約1時間
東海自然歩道を歩いて清滝に来ました



清滝の紅葉は「燃える秋」
山々がまるで火事になっているような
鮮やかさがありました













金鈴渓から六丁峠
錦雲渓は整備された遊歩道に対して
金鈴渓はむき出しの濡れた岩をよじ登ったり
足を滑らせたら川に落ちそうなサバイバルコース
一応トレッキングシューズを履いてはいましたが
写真どころではありません




緊張の連続でやっとたどり着いた落合橋
山あいの渓谷はすでに陽が落ち
辺りは薄暗くなってきました















休憩なしで頑張って歩いたのに・・・
すでに3時を回っています















次は落合橋から六丁峠(標高176M)まで
舗装されたつづら折りの車道を一気に駆け上がります















中腹まで登ると保津峡が見えました♪














20分あまり登ってやっと着いた六丁峠
峠から鳥居本まではまた20分、今度はだらだら下りです

清滝から清滝トンネルを抜けるコースもあり
今度来ることがあったら迷わずその道を歩くことでしょう













鳥居本界隈
このあたりは、嵯峨鳥居本伝統的建築物群に指定されていて
昔懐かしい藁葺屋根の家が並んでいます























































パンダが今回三尾とともに行きたかった場所
それは「愛宕念仏寺」と「あだしの念仏寺」

拝観時間はわずかしかありませんが
ちょっとだけお付き合いくださいませ













愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)
愛宕念仏寺は、1200羅漢で有名で、嵯峨野めぐりの始発点になっています。
古来より火伏せの神様として 信仰を集めている愛宕山参道のふもとにあって
天台宗延暦寺派に属する寺です。愛宕念仏寺の歴史は古く、称徳天皇(764-770年)の開基で
愛宕寺(おたぎでら)として建立されたのが始まりとされています。
もともと東山の地にありましたが、大正時代にこの地に移築されました。

(京都観光情報より)























































周りを山に囲まれた愛宕念仏寺
すでに陽は落ち灯篭の灯りが優しく照らす中
ユーモラスな羅漢像が話しかけてきそうな・・・
そんな幻想的なお寺でした












あだしの念仏寺
寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、
約千百年前、弘法大師が、五智山如来寺を開創され、
その後、法然上人の常念仏道場となり、
現在、華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属する。
「あだしの」は「化野」と記す。「あだし」とははかない、
むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、
この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図している。
(あだしの念仏寺HPより

























































夕闇が迫る頃
ゴール近くのあだしの念仏寺に到着です

京都の紅葉はどこよりも美しく、心惹かれるものがありますが
観光客が多いのが難点ですアセ
特に中国人観光客が多かったのにはびっくりしました






今回のツアーはかなりハードで時間に追われるツアーでしたが
初めて行った京都三尾は京都の奥座敷として料理旅館も多く
一味違った気高い紅葉だったような気がします

紅葉の季節になると決まって京都に行きたくなるパンダですが
来年こそは一泊してのんびり歩きたいと思います



長い間「京都三尾ハイキング」にお付き合いいただきまして
ありがとうございました✩