冬の木曽路旅     11.2.6.

穏やかな冬晴れの日曜日、久しぶりに岐阜県中津川市に行きました!

馬籠宿は島崎藤村の長編小説<夜明け前>
の舞台になった中山道の宿場町です。
木曽路の中で一番南にあり、恵那山の眺望も合わせて楽しむことができます。

詳しくは木曽馬籠宿観光協会のHPからどうぞ☆

しかし・・・
馬籠宿から見た今日の恵那山は少し霞んでいます。



石畳の街道脇には所々雪が残っています。



ピンと張りつめた冷たい空気の中を歩いていると・・・



水車小屋や・・・



通りの店先も時間が止まったような静けさです。



馬籠宿の中心には・・・
旧本陣跡に建てられた
藤村記念館がありますが
早朝だったこともあって閉まっていました。
とても静かな宿場町でした。





馬籠宿から馬籠峠を越えると次の宿場町
妻籠宿があります。

詳しくは妻籠宿観光協会のHPからどうぞ☆

昔懐かしい旅籠が立ち並ぶ妻籠宿は、中山道と飯田街道の
分岐点として栄えていたようです。



ずらっと軒を連ねた光景は・・・



まるで江戸時代にタイムスリップしたようで・・・



ひっそりとした佇まいの馬籠宿とは
また違った趣・・・




旅の情緒を感じます。



ここは女性を救ってくれると伝えられる
延命地蔵です。



そしてこちらは・・・
妻籠宿本陣(南木曽町博物館)です。

妻籠宿もあちこちに雪が残り、今はシーズンオフですが
木曽路にも遅い春がやってくる頃
ツアー客で賑やかになることでしょう・・・


次は
寝覚の床に向かいます。

詳しくは上松町観光協会のHPからどうぞ☆

ここは寝覚の床と呼ばれ、浦島太郎が玉手箱を
開けたとのいわれがある景勝地です。



木曽川の流れが花崗岩を侵食して作り出された奇石群は・・・




屏風岩・床岩・亀岩などと名前がついています。




ちょっと冒険して岩場歩き・・・




浦島堂まで行ってみました。




少し濁ってはいましたが・・・
エメラルドグリーンの水と花崗岩の神秘的な光景を
見ることができました。



浦島堂から見上げると・・・
JR中央本線と、国道19号沿いのレストハウスが見えます。

木曽路の旅はもう何度も足を運びましたが
久しぶりに来て見るととても新鮮で・・・
これから先、もう一周してみようかな〜と思った旅でした。


ご覧いただきましてありがとうございました☆