滋賀・福井紅葉さんぽ   2016.11.26.~27.  

今回の旅は
晩秋の福井~滋賀を歩きました


鶏足寺(旧飯福寺)
飯福寺は、735年僧行基によって開基された古寺。
いったん荒廃するも799年最澄により再興。
山岳仏教の聖地として威容を誇った己高山鶏足寺別院の一つ。
中世には僧兵を擁するほどの大寺で、時の権力者の庇護を受け安定した寺運を続けましたが、
江戸幕府の終焉とともに衰微しました。
現在は廃寺となっており、普段は地域住民の手によって管理がなされています。
秋は紅葉の名所「鶏足寺」として、毎年多くの方が紅葉散策に訪れることで知られています。
ゆるやかな参道の石段、苔むした石垣に二百本のもみじの古木が幽玄な情景を醸し出しています。
(長浜・米原・奥びわ湖HPより)



落ち葉の絨毯が敷き詰められた鶏足寺に行ってきましたQueenly

















早朝は霧の中でしたが・・・

















朝日が差してくると・・・

















紅葉が眩しいほどに浮き上がってきましたもみじ

















こちらは石道寺
鶏足寺から紅葉の参道が続いていました!!8
















メタセコイアの並木道
マキノピックランドからマキノ高原へ続く2.4kmにわたる道路。
道の両側に植えられた約500本のメタセコイヤが、例年、 11月下旬ごろから美しく色づく。
円錐型のメタコセイア並木とまっすぐに延びる道路が造り出す対称形の整った景観は、
遠景となる野坂山地の山々ともに調和し、新・日本街路樹百景にも選ばれている。
(紅葉名所2016HPより)



メタセコイアの紅葉が始まった並木道

















黄金色に染まるのはもう少し先かもしれませんが・・・

















どこまでも続くメタセコイアのトンネル・・・

















北海道に行ったような気分LOVE love
素敵な並木道でしたQueenly














越前海岸のイチョウ
越前海岸を三国へと向かう途中
山の斜面を彩るイチョウに出会いましたQueenly



車のフロントガラス越しでしたが・・・

















緑と黄色のコントラストがとても綺麗で・・・

















慌ててシャッターを切りましたQueenly
















瀧谷寺(福井県坂井市)
南北朝時代の末期、永和元年(1375年)に創建された三国町最古の寺院です。
石畳の参道の両側には老木がうっそうと茂っている姿には趣があります。
寺院内の庭園は、昭和4年に日本名勝庭園の一つとして、文部省から福井県で最初の指定を受けたものです。
また、境内には鎮守堂、観音堂、開山堂などの貴重な建造物が多く、宝物殿には国宝、重要文化財があります。
(ふくいドットコムより)



今年の夏にも訪れた瀧谷寺

















季節はめぐり本堂前のお庭は冬の色

















名勝庭園もどことなく初冬の気配を感じ・・・

















そろそろ雪吊りの季節を迎えようとしていました


















とは言っても・・・
広いお寺の境内は
これから紅葉するモミジもありましたもみじ
















丸岡城(福井県坂井市)
丸岡城(国指定重要文化財)は、
桃山時代の天正4年(1576)に柴田勝家の甥、勝豊 によって築かれました。
2重3層の天守閣は、領主の居館としての機能をもった望楼式 天守で
現存する天守閣としては、日本最古のものです。
(ふくいドットコムより)



丸岡城の天守閣に登るには
急な階段がありましたが・・・

















天守閣からの眺めは最高でした目


















こちらの庭園は
お城の東側にありました

桜の名所としても有名な丸岡城
来年の春はお花見に来たいと思っています桜Queenly桜
















近江孤篷庵庭園
(おうみこほうあんていえん)
1653(承応2)年小堀遠州の菩提寺として2代目小堀宗慶が建立した。
小堀遠州の創建といわれる京都大徳寺孤篷庵にちなんで近江孤篷庵とも呼ばれる。
枯山水と池泉回遊式庭園で自然の起伏を巧みに生かして近江八景を模し、
春のツツジ、緑雨に冴える若竹、秋の萩・紅葉など四季折り折りに趣深い。
(じゃらんネットより)



旅の2日目は朝から雨の降りしきる生憎の天気でした雨
最初に立ち寄ったのは長浜市の山間にある近江孤篷庵

















雨の日は雨の日でまたしっとりとした風情があるもの・・・

















あちこちでひらひらと音もなく落ち葉が舞う様子を眺めながら・・・

















物思いにふけるのもありですね~
















清岸寺
滋賀県米原市
琵琶湖の東部に点在する「近江七福神」の一寺院。
太尾山西麓にある禅刹は、バサラ大名で有名な京極道誉が自ら書き写した経典を納めて
御堂を作ったことが始まりと言われています。
江戸時代初期、井伊家欅御殿の楽々園の作者「香取氏」によって造られた枯山水の庭園は、
国の名勝に指定されています。
(長浜・米原・奥びわ湖HPより)



しっとりと雨に濡れた落ち葉の参道を歩いて
清岸寺の門をくぐりました

















雪吊りの作業中だった庭園は・・・

















一年に一度の風物詩

















こんな雨の中ご苦労様ですアセ

















パンダは抹茶と和菓子をいただきながら
庭園を鑑賞させていただきましたお茶お団子
















龍潭寺
滋賀県彦根市
井伊氏の始祖、藤原共保(ともやす)以来の井伊家の菩提寺で、奈良時代行基(ぎょうき)によって
遠江(とおとおみ)国(現静岡県)井伊谷に開基された、臨済宗妙心寺派の寺院です。
井伊直政が佐和山城主になったのを機に、昊天(こうてん)が佐和山(232.5m)山麓に移築しました。
近郊に多くの末寺をかかえ、学僧が学ぶ大道場でした。
(滋賀・びわ湖観光情報より)



最後に訪れたのは龍潭寺
浜松市にある龍潭寺と同じく臨済宗妙心寺派の名刹です

















花と庭園のお寺として有名です!!8















方丈南庭「ふだらくの庭」



観音様を中心に、石を四方八方に放射線状に並べた作庭は、
どこから見ても真ん中に中心があるという安心感があり、
雑念を払い心に平安をもたらします。
(パンフレットより)

















白砂は大海、杉垣は水平線、生垣は雲を表しているそうです
心落ち着く枯山水のお庭でした目















書院東庭 「鶴亀蓬莱庭園」



佐和山の峰を借景にし、築山は過去現在未来すべての仏様をまつる浄土の世界。
池は龍潭寺の寺号にあやかり、玲龍の池といい、左の岩島が亀島で、
右の植木を中心に鶴を表しています。
(パンフレットより)

















雨はさらに強くなり・・・

















秋から冬へと移り変わる庭園の風景を
ちょっとだけ歴史を紐解きながら
長居させていただきましたQueenly






今回の旅はここで終了です
最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました✩