四谷千枚田と川売梅の里   2013.3.20.


春分の日、愛知県新城市にある川売梅の里にでかけました。
ここは
四谷千枚田、川売梅の里の北側にあります。

千枚田のある四谷地区は鞍掛山(標高883メートル)の南西斜面に広がる山間集落で、
石積みの棚田は、標高220メートル付近から鞍掛山頂に向かって標高430メートル付近まで
広がっており、その標高差は約210メートルにもなります。   (新城市HPより)





四谷の千枚田には悲しい出来事がありました。
明治37年7月10日、午前11時頃、梅雨時の長雨と雨台風で鞍掛山に隣接する通称、
貧乏山から山崩れ(山津波)が起こり、死者11名、家屋流失10戸という大惨事をもたらしました。
山津波は人も家ものみ込み、沢に沿って約600メートル下方まで流れ出し、沢沿いの棚田はすべて
崩壊してしまいました。先人たちはこの不幸にもめげず、近隣集落の暖かい支援のもとに鍬とモッコで
棚田復興に全力を注ぎ、わずか5年ほどで堅牢な石積みの棚田に蘇らせました。(新城市HPより)





「四谷の千枚田」は大雨でも濁らない湧き水を持ち、おいしい米(棚田米)を生み、
四季折々に多彩な表情を見せてくれて奥深い魅力を秘めています。(新城市HPより)

なるほど・・・日本の原風景がそこにありました。






川売梅の里 梅花まつり

新城市海老の川売[かおれ]地区には、食用の梅が約1500本あり、
開花の季節には岩間を縫うように咲き誇ります。
例年3月頃に「梅花まつり」が開催され、梅製品の販売やイベントも行われます。






山間の段々畑に咲く梅の花・・・
ふるさとに帰ったような懐かしい光景が広がります。




「にほんの里山100選」に選ばれた川売梅の里は
映画「折り梅」の舞台にもなった場所だそうです。




高台で見つけた猿ヶ岩は
川売の里を優しく見守っているようでした。

天気予報では曇りでしたがポツポツ雨が降り出し傘を片手に里歩きとなりました。
最後にソフトクリーム・・・
ではなく今日は五平餅をいただいて帰ることにしました。
 
今年の観梅はこれで終わりです。


今週末はいよいよ桜のお花見に出かけたいと思っています。

ご覧いただきましてありがとうございました☆