長野市内とは反対に戸隠高原はことのほか静かです。
中社宮前から右折してチビッ子忍者村に向かいます。



チビッ子忍者村の先に飯綱山西登山道の登山口があり、
林道脇に駐車して登山の準備をします。



登り始めてしばらくはカラマツ林の緩やかな登山道が続きます。
久しぶりの登山、ここは2回目なのでルートはわかっていますが
パンダにとっては今年初めての登山なので、スタミナがちょっと心配です。



林道を横断すると萱の宮と鳥居があります。
ひととき手を合わせて先へ進みます。



段々急登になってきました。
木の根が現れた登山道です。
息切れしないようにゆっくり登りましょ…



1時間ほど歩くと、展望が開けてきました。
後ろを振り返ると、戸隠連峰とその先に北アルプスも見えます。
今日は曇りの予報だったのですが、なんとか展望は良さそうです。



例年まだ飯綱山はかなり雪が残っていてアイゼンが必要な時期ですが、
今年は付けずに登れそうです。しかし所々まだこのような所もありました。



やっと飯綱山の南峰が見えてきました。
もうひと頑張りです。



ここから少し下って最後の急登です。
山頂からの展望を楽しみです。



風雪に耐えている石碑がありました。



南登山道からの合流地点です。
南登山道からの登山者のほうが多いですが
西登山道は戸隠連峰の展望が良いのでお勧めです。



山頂手前に飯綱大明神の鳥居と石碑があります。
ここを過ぎると山頂はすぐ目の前です。



やっと南峰に着きました。
小さな石碑があり、長野市内から天気が良ければ南アルプスも見えるでしょう・・・



南峰から北峰を望みます。
雪がなければ10分程で歩けますが
転ばないようにゆっくり歩くことにしましょう・・・



シャーベット状になった雪の上を北峰に向かう途中、瑪瑙山越しに高妻山が見えてきました。
少し霞んではいますが、山の稜線まではっきりと見えます。



北峰に着きました。
北峰山頂の北側には黒姫山と、妙高山が頭を出しています。
この大パノラマが見えて、最高な気分を味わうことができました。
前回登った時、山頂はガスの中だったので喜びもひとしおです。



改めて、飯綱山山頂に立ち、お弁当を広げます。
いつものコンビニ弁当ですがとても美味しく感じます。
11時前だったので、まだ山頂も何組かの登山者しかいませんでしたが
今日はたくさんの人で賑わうことでしょうね。



北峰(1917M)から南峰(1909M)を望みます。
北側の斜面はかなり雪が残っているようです。

遠くに北アルプスや横手山、四阿山も眺望できましたが
パンダのカメラは望遠レンズがないので残念ながら撮れませんでしたが・・・



前回は7月だったので瑪瑙山から戸隠スキー場のゲレンデを下り、
山野草のお花畑を散策して帰りましたが
今回はまだ残雪もあるので来た道を帰ることにします。
南峰直下の登山道はかなり高度感がありますが、危険なところはないので
初めての方でも楽々登山できると思います。



360°の大パノラマを楽しんだ後、足もとに気をつけながら下山します。
登山口に帰ってくると、周りはチビッ子忍者村に来たお客さんの車で大渋滞。
さすがにGWだけあって、家族連れでいっぱいでした。

戸隠高原を出て、次は信濃町から飯山市にある菜の花公園に向かいます。
菜の花公園へ

残雪の飯綱山〜北信の旅

09.5.3.〜09.5.5.

5月3日の早朝4時に長野県の戸隠に向かって出発です。
前日の2日はETC休日1000円の割引が始まったGWの初日、どこも大渋滞でした。
2日目なので初日程ではないと思いますが、早く出かけたほうが良さそうです。
高速道路は順調に走り、長野I.C.を降りましたがここからが渋滞です。
今年は善光寺御開帳の年で、朝7時前だというのに門前町へ通じる道路は動きません。
お参りは観光と違って朝が早いということです。裏道を潜りぬけて善光寺の裏手から
戸隠バードラインに入り、市街を過ぎると快適なドライブコースです。

8時過ぎ、ここ戸隠神社中社付近に着きました。