浜名湖五山めぐり  2016.11.12.~13.  



浜名湖五山めぐり
(静岡県浜松市)
遠州の奥座敷である奥浜名湖は、東海道のほぼ中央に位置し、
“東西文化・歴史の橋渡し”として重要な役割を果たしてきた場所であり、
歴史に名をなした芸術家や武将がその一帯に足跡を残している歴史深い地です。
奈良時代から江戸時代に開創・建立されたこれらの名所・旧跡は、
当時のまま大切に現代に引き継がれ、四季折々の風景が堪能できる奥浜名湖の自然の中で大切に守られ、
特に美しい庭園や秋の紅葉は必見です。
(浜松市HPより)




今回のおでかけは浜名湖の北にある
5つのお寺をめぐってきましたQueenly




最初に拝観したのは・・・

大福寺(だいふくじ)
875(貞観17)年、名僧教侍上人が開創した古寺です。
裏山の斜面を利用して前面に池を配した回遊式の庭園(静岡県指定名勝)、や宝物館などが見所です。
ここで作られる大福寺納豆は、足利や徳川将軍家に献上された歴史を持ち、
三ヶ日町を代表する特産品です。
10月から翌年3月までに境内に咲く冬咲きの「半蔵桜」も有名です。
(浜松市HPより)



晩秋の朝日があたる本堂
朱色の壁が眩しく輝いていました目

















午前9時からの開園を待っていざ庭園へ・・・

















正面の築山まで奥行があり・・・

















紅葉が待ち遠しい庭園でしたもみじ

















お寺のあちこちにツワブキの黄色い花が
彩りを添えていましたLOVE love



これからめぐる五山全てのお寺に
ツワブキが咲いていました~黄色い花















摩訶耶寺(まかやじ)
奈良時代開基の真言宗の古寺です。
鎌倉時代の庭園は、平安時代の様式を用い、池と築山と石だけで構成された珍しいもので、
京都の西芳寺(苔寺)と並び賞されています。
また、国の重要文化財に指定されている木造千手観音像と木造不動明王像は必見です。
(浜松市HPより)



拝観する人もなく・・・

















庭園の景色を独り占めQueenly

















池と石だけでこんな造形美ができるなんて・・・
昔の人は凄いですねQueenly

















鳥のさえずりだけが聞こえる静けさも
庭園の背景になっているんですねLOVE love
















龍潭寺(りょうたんじ)
733(天平5)年、行基菩薩が開山した古刹です。
小堀遠州作の国指定名勝庭園や左甚五郎作の龍の彫刻、
鶯張りの廊下など、数々の文化財を有しています。
井伊直政公、直弼公など井伊家の菩提寺でもあります。
(浜松市HPより)



龍潭寺の駐車場には観光バスも来ていて
全国的に有名なお寺だということを知りました

















本堂前の庭園は白砂と苔・・・


















ほんのり色づき始めた木々の赤・・・

















どこから見ても絵になる風景でしたQueenly

















でもそれだけじゃないんです目
















龍潭寺庭園
小堀遠州作・龍潭寺庭園は、江戸時代初期に本堂北庭として築かれた
池泉鑑賞式庭園である。
中央に守護石、左右に仁王石、正面に礼拝石(坐禅石)が配され、

更に池の型が心字池となっていて寺院庭園として代表的な庭である。
数多くの石組みと築山全体で鶴亀が表現されている。
岩は、地元で産するチャート(通称山石)を使い、明るくすんだ庭である。

春のさつき、秋の満天星(どうだん)と四季折々の変化にも富み、
昭和11年国指定名勝となるが、まさに東海一の名に恥じない名園である。
(龍潭寺HPより)



ここは本堂の裏にある庭園です

















奥行はそれほどでもありませんが・・・

















横に広く・・・カメラには勿論収めきれませんQueenly

















いろいろな庭園を見てきましたが
ドウダンツツジの紅葉が綺麗だったこともあり
心ときめく美しさがありましたQueenly















大本山方広寺(だいほんざんほうこうじ)
1371(建徳2)年、後醍醐天皇の皇子によって開創された、東海屈指の名刹です。
老杉に囲まれた境内に鎮座する五百羅漢がやさしく参拝者を迎えてくれます。
また、国指定重要文化財の七尊菩提堂も必見です。
(浜松市HPより)



お経をあげる僧侶の声が
山の谷間に響き渡る大本山方広寺

















優美な三重塔が山頂に建っています

















本堂まで車でも来られますが
道がわからなくて・・・
麓の駐車場から歩いて登ってきましたQueenly


















山門

















広い境内には本堂、半僧坊真殿、三重塔など
六十余棟の伽藍を有する古刹でした



ごくごく一部しか拝観していませんが
宿泊施設があり、精進料理もいただけるそうです
















初山宝林寺
1664(寛文4)年、独湛禅師(どくだんぜんじ)によって、
開創された黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院です。
仏殿、方丈は中国明朝風の建築様式で、国の重要文化財に指定されています。
叩くと澄んだ音が鳴る「金鳴石」は、金がなる“金運成就”の石として有名です。

(浜松市HPより)



五山最後のお寺は宝林寺

















こぢんまりとした佇まいのお寺でした

















駆け足でめぐった浜名湖五山でしたが
パンフレットの写真より実際の庭の方が
もっと美しかったことに
感動した「浜名湖五山めぐり」でしたQueenly















浜名湖舘山寺



午後は舘山寺にから遊歩道で富士見岩に行ってみました
富士山がどこに見えるのかわかりませんでしたが
浜名湖の絶景スポットでした目

















浜名湖で見かけた看板「幻のどうまん蟹」
















浜松駅の近くで食べられる場所を探して
食べられるお店を見つけましたQueenly

魚料理専門 魚魚一



いつも同じようなメニューになってしまいますが・・・

















今回初めてどうまん蟹を
いただきました~!



内子が沢山入っていて
とっても美味しかったです~Queenly


幻の蟹ですからお値段はかなり・・・でしたけどね
















浜松城
浜松城は徳川家康の居城として知られ、家康は29歳から45歳までの17年間を浜松城で過ごしました。
武田信玄と戦った「三方ヶ原の戦い」は信玄がこの城を無視したことがきっかけになっています。
また江戸時代には歴代城主の多くが幕府の重役に出世したことから「出世城」と呼ばれています。
現在は浜松城公園として整備されており、野趣あふれる野面積みの石垣を見ることができます。
(攻城団HPより)



翌朝は浜松城界隈を歩きました
天守閣から富士山も見えましたQueenly

















五社神社・諏訪神社
両社ともに徳川二代将軍秀忠公の産土神として崇拝され、
絢爛豪華な社殿は国宝建造物としてその偉容を誇ってきましたが、
昭和20年戦渦により悉く灰燼に帰してしまいました。
昭和35年には両社合祀され、現社殿は昭和57年に再建されました。
浜松市民の心の拠所として篤い信仰を集めています。
(静岡県神社庁HPより)



浜松城の南に位置する神社です
境内は七五三やお宮参りの参拝者でとても賑やかでした
そう言えば・・・もうじき七五三でしたね~
















天林寺
真徳山天林寺は曹洞宗の古刹。
室町初期の1445(文安2)年に傑堂義俊(けつどうぎしゅん)禅師が亀鶴山万歳院として、
引馬城(現:中区元城町の東照宮あたり)近くに構えたのがはじまりとされる。
(浜松情報BOOKより)



浜松城の北東に位置するお寺です

















観光情報誌には載っていませんが
立派な山門と鐘楼を備えた天林寺でした目




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2日間とも穏やかな日で
神社・お寺めぐりには最高のおでかけ日和でした





最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました✩