大山(伯耆富士)へ紅葉登山

10.10.22.〜10.10.23.

今回は中日旅行会さん主催の

伯耆富士 大山登山
      <夜行2日バスツアー>

にひとり参加です。

大山に行きたい!と思ったのはもう6年前・・・

山と渓谷2004年9月号に載っていたこの写真がきっかけです。
(注:パンダにはこんな写真期待しないでくださいね!)



この写真を見て以来、何度か候補には上がっていた大山ですが
いつも計画倒れになっていて、やっと念願叶っての登山です。


出発は名古屋駅22時、空を見上げ明日天気に
なりますようにと祈りながら、バスに乗り込みました。






午前7時の大山です。

登山レベルは初級になっていますが、標高差約930M 距離3400M
地元の御嶽山より歩行時間が長いのが、体力のないパンダにとってとても不安です・・・
そして一緒になった女性陣ひとり旅3名は、槍や剣岳経験者が2名、富士山経験者が1名。
絶対置いて行かれそう〜! まして、カメラを撮る余裕があるかも心配です。

でも、頑張ります!


登山地図はホテル大山さんのをお借りしました・・・こちらからどうぞ



最初の休憩は3合目、紅葉が始まったばかりのブナの森です。






標高が上がるにつれ、後方に景色が開けてきました。
すでに息切れ状態・・・大丈夫かな!





6合目まで登ると、大山の北側斜面の展望が開けてきます。





朝日が差し込んできた稜線から紅葉が綺麗です。





6合目の休憩場所です。

鳥取県の天気は晴れの予報でしたが、実際は薄日程度の天気です。
雑誌の写真のような青空は期待できそうにありません。




途中までは一列になって歩いてきた我々のツアー隊も
だんだんばらばらになり先頭からかなり遅れてしまいましたが
やっと8合目付近までたどり着くことが出来ました。





8合目から山頂までは木道が整備され、緩やかな登りとなります。
こちらも振り返って眼下を見渡せば、雲の下に米子の街と日本海が見えました。






いよいよ山頂も間近!
前方左手に広がる大山の大屏風岩を眺めながら、もうひと頑張りです。

こちらはユートピアルートから左手山頂、三鈷峰1516Mの眺望です。





アップにしてみると
ユートピア避難小屋に人影が見えます!






こちらは天狗ヶ峰から剣ヶ峰の眺望です。





崩落箇所の脇を歩くのは少し恐怖感があります・・・





中央に三鈷峰です。





アップでもう一枚!
こちらのコースは中級向け、低くても登るのに技術が必要だそうです。





へとへとになりながら、山頂に着きました!
大山頂上となっていますが実際は弥山の頂上です。
約3時間弱の登りでした。

ここで写真を撮る人の順番待ちができるほどの大混雑です。

この石碑が作られた時は石碑の後ろが3M程あったそうですが
今は1M程で絶壁です・・・
絶えず崩落が起きていて、とても危険な山であることを
登山ガイドさんからお聞きしました。





弥山山頂から大山の最高峰、剣ヶ峰に向かう登山道です。





滑落事故が絶えず、今は立ち入り禁止となっています。
最近も有名な人が命を落としたとか・・・





大山山頂避難小屋を見下ろしながら、お弁当タイムです!
中国地方の最高峰で、絶景を見ながらいただくお弁当は
どんな高級なレストランでいただく食事よりおいしく感じます☆





下山は8合目から駐車場まで自由行動になります。
やっと団体行動から解放され、パンダのぶらり旅が始まります!





登りの時には見られなかった景色や植物など・・・





そして紅葉も楽しみながら・・・





こんな木の根っこもありました。





ここは大山寺の門前町です。


街に戻る手前でひとり女性陣と合流!
登山ガイドさんも加わって、大山の自然や歴史
そして崩落が続いている大山の現状など、
いろいろ教えていただきました。




こちらは朝食でお世話になったこもれび館さんです!
温泉ではありませんでしたが入浴させて頂き、登山の疲れが取れました。

天気は少し曇っていて残念でしたが、遠くの山々や
日本海も展望でき、とても楽しい旅でした。


お友達になった3名の方に写真を送ることになり、今回の旅も終了です。

お疲れさまでした!!

ご覧いただきましてありがとうございました☆