天生湿原から籾糠山の紅葉  2013.10.14. 


今回はクラブツーリズムさん主催の
おすすめの秘境へ 紅葉のブナ原生林
天生湿原・籾糠山登山

久しぶりの登山ツアーにひとり参加しました 

天生峠
一年の半分を雪に閉ざされる天生峠は、飛騨市河合町と大野郡白川村の境です。
泉鏡花の小説「高野聖」や東山魁夷画伯「山雲」の舞台になっています。
この峠を中心に、高山植物群、高層湿原、ブナ原生林、深淵な渓谷など
雄大な自然を体感できます。
(HPより)



名古屋駅から中型バスに乗り白川郷ICから天生峠に到着です。
名古屋を出発した時は雨が降っていましたが現地は曇り
天生峠(1290M)⇒天生湿原⇒ブナ探勝路⇒籾糠山(1744.3M)
⇒カラ谷登山道⇒天生湿原⇒天生峠
往復約5時間の登山に行ってきます 



北アルプス見晴らしスポット
うっすら雪が積もった連峰がぼんやり見えていました。








天生湿原(あもうしつげん)
天生峠から約40分ほど歩くと天生湿原があります。
天生湿原は、天生県立自然公園内にあり、
高層湿原植物群落として県の天然記念物に指定されています。
























ブナの原生林に包まれた天生湿原は秋も深まり
ナナカマドの紅葉はすでに終わっていました。

紅葉の季節は足早に過ぎ去っていき
11月に入ると天生峠は冬季通行止めに入るそうです。






カツラの巨木
登山ツアーはガイドさんを先頭に一列になって歩きます。
写真を撮る暇はもちろんありません 

















ちょっと休憩タイムになったカツラの巨木
幹にトンネルができていて、トトロが中でお昼寝してそうな・・・
そんな不思議な巨木です。






ミズバショウ群生地(1400M)
ブナ探勝路に入ってすぐにミズバショウ群生地があります。
と言っても今は周りの木々が紅葉した原っぱのようにも見えますね・・・

















ここでお弁当タイム 
あまりガッツリ食べるとこれからの登山に支障がでるので軽くいただきます。
山頂で食べたかったのが本音です 




ミズバショウが咲く時期はこんな感じになるそうです
(写真はHPからお借りしました)




ブナ探勝路から籾糠山(もみぬかやま)
ここから約2時間は本格的な登山です。

















急登はすべて階段になっていて安全ですが
最近階段でも息切れをするようになったパンダにとっては
かなりハードな登山となりました 



籾糠山山頂(1744.3M)
その名の通り籾糠が積もったような特徴的な山頂部をもつ籾糠山(もみぬかやま)
北アルプスの展望台として眺望も楽しめる山ですが
今日は山頂付近に薄雲がかかっていて大パノラマを見ることはできませんでした 































籾糠山の原生林は緑の針葉樹、ダケカンバやブナの紅葉
パッチワークのように色付いた山肌を展望することができました 

景色は申し分ありませんでしたが山頂はとても狭く、10人も登ったらいっぱいです! 
ゆずりあって休憩し、次のグループに場所を譲らなければなりません 

ここでお弁当をいただくのは無理だったんですね




カラ谷登山道
籾糠山山頂から下山しカラ谷登山道を歩きますパンさん/歩く 


カツラ門
カツラの巨木が幻想的なオブジェのように見えます 








木の実やカエデの種類も数えきれないほど豊富です 








だるま石








初めて見るきのこもたくさんありましたきのこ





人が小人のように見えるほどの大きさを感じていただけたでしょうか?
もののけの森に迷い込んだような空間でした。



ふたたび天生湿原
籾糠山から天生湿原に帰ってきました
湿原は一方通行になっていて今度は左側の木道を歩きます








浮島になっている匠屋敷








カエデの種類だけでもここには7種類あるとか・・・







湿原のあちこちに水芭蕉の冬芽が顔を出していますミズバショウ 



籾糠山山頂はすでに雪が舞ったとか・・・
やがてこの湿原にも雪が積もり例年3Mを超える豪雪になるそうです雪だるま 

もうじき半年間という長い眠りにつく天生湿原にお別れをして帰路につきました


最後までお付き合いいただきましてありがとうございました☆



P.S.久・久ぶりの登山、おかげでパンダの足は筋肉痛で苦しみましたよ~ん 
でもまた山に登りたくなっちゃいました